スペインメーカーBQ製の3Dプリンタ「Witbox 2」、日本で販売開始
2016/02/22 17:00
スマートフォンやタブレットなどを手掛けるスペインメーカーBQの開発した3Dプリンタ「Witbox 2」が、日本で販売開始した。Witbox日本総代理店のミズホコーポレーションが運営するサイトでの価格は、37万5000円(税別)となっている。
Witbox 2は「家庭でのプリンティングをプロフェッショナル品質で」とうたう3Dプリンタ。従来版のWitboxは、3D Hubsがとりまとめた「3Dプリンタガイド2015(3D Printer Guide 2015)」において、「熱狂的ファンを持つ」カテゴリの上位にランクインした製品だ。
Witbox 2では、押出器にDouble Drive Gearトラクションシステムを採用。2つのギアホイールによってフィラメントに適切な圧力を掛けることで、フィラメントが詰まりにくくなるように改良したという。PLA、FilaFlexの他に、ブロンズ、ウッド、銅などの素材に対応している。
その他にも、押出器とプリントベッドの距離を高精度に計測するという誘導型センサを備え、オートレベリング機能も搭載した。
最大造形サイズは297×210×200mm、解像度は0.05~0.3mmで、推奨プリント速度は60mm/秒。フィラメント径は1.75mm、ノズル径は0.4mmとなっている。
ミズホコーポレーションのサイトでは、日本の電源に対応するケーブルと日本語の簡易マニュアルを添付した動作検証済みのWitbox 2を販売中。現在は台数限定で、Witbox 2本体1台とフィラメント3ロールがセットになって、価格据え置きの37万5000円(税別)で販売されている。