Raspberry Piでマシンビジョンや顔認識できる——走行ロボット組み立てキット「Akki」
2018/08/15 17:00
走行ロボット組み立てキット「Akki」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
Akkiは、マシンビジョン/顔認識/感情認知/パターンマッチングなど多彩な機能を搭載する走行ロボットキット。本体には、ビジョンカメラ、スピーカー、3.2インチTFTタッチスクリーンを搭載し、前面の下側左右にマルチカラーLEDを各3個ずつ、背面の下側に3個、底面にグローボール1個を配している。移動は前後左右、360度の回転が可能だ。
モバイルデバイスの専用アプリからコントロールでき、スクリーンに表示される顔の表情を変える、マシンビジョンの映像を見ながら動かす、スピーカーから音を出す、LEDの点灯などができる。表情は20のパターン、サウンドは「乗り物」、「人」、「動物」、「ムービー」、「面白サウンド」などのカテゴリーに約100の音とチューンが登録されている。また、スクリーンで動画の再生もできる。
ドラッグアンドドロップによるプログラミングも可能で、設定時間になったらアラームを鳴らすといったプログラミングが簡単にできる。また、顔認識、感情認知、パターンマッチング機能も備え、ヒントとなるイメージを読み込ませるだけで、対象物を探したり追いかけたりすることもできるとしている。
Akkiの価格は、今なら数量限定の早割価格170ドル(約1万9000円)で入手できる。キットの内容は、Raspberry Pi、3.2インチTFTタッチスクリーン、カメラ、スピーカー、LED、バッテリー、ホイール、クイックスタートガイド、イメージタグ、可動式アームなどで、カラーは、ブルー/ブラック/ホワイトから選べる。2018年11月の出荷を予定しており、日本への送料は10ドル(約1100円)だ。
AkkiはKickstarterにて、7万ドル(約774万円)を目標に2018年9月16日までクラウドファンディングを実施する。