超高解像度3Dパノラマ映像を出力——VRコンテンツ制作向け12Kカメラ「Kandao Obsidian Pro」 #CES2021
2021/01/19 10:20
VRコンテンツ制作用の12Kカメラ「Kandao Obsidian Pro」が、オンライン開催された国際見本市「CES2021」でイノベーションアワードを受賞した。
Kandao Obsidian Proは、APS-Cセンサー8つを装備し、マイクロフォーサーズセンサーよりも優れたダイナミックレンジとノイズ性能を発揮する。12K 3D@30fpsの超高解像度3Dパノラマ映像を出力でき、独自のKD Rawエンコーディングフォーマットと最大14ビットの超精密画像取得技術により非常にリアルで没入感のある視覚効果を提供する。
また、2つの焦点距離を選択でき、複数の絞り値を設定可能で、より多くの撮影シーンに活用できる。さらに、カメラ内部で8K高解像度の360度映像をリアルタイムでスティッチングできるという。加えて、強力な手ぶれ補正技術を搭載している。
ストレージにはSSD8つを搭載しており、microSDカードもストレージとして使用可能だ。GPS、Wi-Fi 6、9軸防振IMU、LCD高解像度タッチスクリーン、10ギガビットイーサネットポート、無指向性マイクなどを搭載し、外付け360度空間音声マイクにも対応している。