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Raspberry Pi財団、Raspberry Piの最新モデル「Raspberry Pi Pico」を発表 スイッチサイエンスが入荷通知受付を開始

Raspberry Pi財団は2021年1月21日、Raspberry Piシリーズの最新モデル「Raspberry Pi Pico」を発表した。

Raspberry Pi Picoの最大の特徴は、マイクロコントローラーとして、同財団が設計したRP2040を搭載していることだ。プロセッサーとしてARM Cortex M0+(2コア@133MHz)を採用しており、264KBのオンチップSRAM、2MBのフラッシュメモリも搭載している。

端面スルーホールを備えており、直接キャリアボードへのはんだ付けが可能だ。USB 1.1ホスト/デバイスに両対応しており、低消費電力スリープモードおよびドーマントモードが利用できることに加え、USBを介するマスストレージを使ったドラッグアンドドロッププログラミングが可能だ。

また、多機能GPIOピン×30(うち4つはアナログ入力用)に加えSPIコントローラー×2、I2Cコントローラー×2、UART×2、12bit ADC×3、PWMチャネル×16、プログラマブルI/O×8などを備えている。その他、クロックとタイマー、温度センサー、浮動小数点ライブラリなどが搭載予定だ。

C/C++ SDK、もしくは公式のMicroPythonポートを使って開発可能だが、既存のRaspberry Piとは異なりLinux OSはインストールできない。また、Wi-Fiも搭載されていない。

価格は550円(税込)で、現在販売開始日は調整中だ。日本ではスイッチサイエンスがウェブショップでの販売を準備しており、入荷通知受付を開始している。

Raspberry Pi財団による商品紹介動画
スイッチサイエンスによる商品紹介動画

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