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3Dプリンター用フィラメントの低湿度環境を保つ乾燥ソリューション「PrintDry」にプロモデルが登場

PrintDryの「Filament Dryer PRO」が、Makuakeで出資を募っている。

同製品は、3Dプリンター用フィラメントの乾燥ソリューション「Filament Dryer」、そのバージョンアップモデル「Filament Dryer 2.0」のさらに上位機種となる。乾燥温度、水分濃度差、乾燥時間、気流といった乾燥パラメーターに基づき、フィラメントスプールを適した温度に乾燥できる。

2020年1月にKickstarterで実施されたFilament Dryer 2.0のクラウドファンディングでは、わずか2時間で目標額を達成するなど注目を集め、最終的に6000カナダドル(約53万円)の目標額を大きく上回る約5万3000カナダドル(約466万円)を調達した。

Filament Dryer PROは、最大48時間の内蔵タイマーとデジタルディスプレイを搭載。従来モデルに比べ、プロモデルでは設置環境の変化に影響を受けないよう壁が二重構造に変更され、温度制御はセンサーフィードバック方式に更新された。

使用方法は、素材に応じた設定温度と時間をプリセットから選ぶだけ。プリント前の事前乾燥とプリント中の乾燥を実行し、フィラメントの湿度をコントロールしてくれる。温度調整は35/45/55/65/75℃の5種類のプリセットから選択できる。また、内蔵タイマーを使用した自動シャットオフも可能だ。

取り付け可能な最大外径は200㎜(2つ置きの場合)、重さは1kgだ。さらに、オプションのラージスプールキットを使用すれば最大スプール外径300mm/重さ5kgまで使用でき、同じくチャンバーキットを使用することで重さ1kgのスプールを最大4個まで同時乾燥できる。

Makuakeでは、40%オフとなる2万8300円で購入できるプランなどを用意している(価格は全て税込)。

PrintDryは2021年4月29日までMakuakeでクラウドファンディング中だ。目標金額は65万円で、リターンは2021年7月末の発送を予定している。

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