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開発者向けオールインワンソリューション——ARスマートグラス「Mutrics ARiC」

オープンソースのARスマートグラス「Mutrics ARiC」がKickstarterに登場し、出品後24時間以内に目標額を達成する人気を集めている。

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Mutrics ARiCは、仮想イメージを現実世界にシームレスに重ね合わせるため、ハードウェアからソフトウェアまでを備えた、開発者向けのオールインワンARソリューション。

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ゴーグル型のARグラスには、RGBカメラ、ジャイロ/コンパス/加速度計を統合した9自由度のIMU(慣性計測ユニット)、SONYのOLEDマイクロディスプレイ、マイク、デュアルスピーカーを搭載。OLEDの視野角は45度で、解像度は1920×1080。USB経由でスマートフォンやタブレット、PCと接続して映画やゲームが可能で、120インチスクリーンを見ているような感覚や、360度の没入感を得られる。

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開発環境はUnityで、デモ用アプリおよびサンプルコードを提供し、画像マーカーを使ったAR、AIを使ったハンドジェスチャや物体認識機能を備えたARの開発を始めることができる。大きさは、フレーム幅が162mm、高さが51mm、テンプルの長さが180mm。

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早割価格は1299ドル(約14万2000円)。出荷は2021年9月の予定で、日本への送料は25ドル(約2700円)だ。

Mutrics ARiCは、2021年4月22日までクラウドファンディングを実施中。4月16日時点で、1万ドル(約109万円)の目標額を上回る約2万2000ドル(約247万円)を集めている。

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