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EVやeVTOL向け次世代リチウムイオン電池ベンチャー、シリーズBで3200万ドル調達

EVやeVTOL向けの次世代リチウムイオン電池を開発する米Ionblox(旧Zenlabs Energy)は2023年2月8日、シリーズBラウンドを3200万ドル(約44億円)に増額してセカンドクローズを迎えたと発表した。2022年10月26日の発表では2400万ドル(約33億円)だった。戦略的パートナーには、従来の投資家であるLiliumとApplied Venturesに加え、Temasek と Catalus Capitalが参加した。

Ionbloxの電池には、独自のプレリチウム化シリコン主体アノードを使用している。この技術により、従来のリチウムイオン電池と比較して、最大50%高いエネルギー密度、5倍の出力が可能だという。また、10分の超高速充電が可能になるという。

同社は、今回のシリーズBの増資を用いて、自社の技術を拡張し、電気航空機用の先進的な高出力電池と、電気自動車用の高速充電電池のプロトタイプを開発する予定だ。また、今回の資金調達により、アメリカやその他の主要市場で、独自の電池製造を立ち上げるための重要な一歩を踏み出すことができるとしている。

初の全電気式垂直離着陸(eVTOL)ジェット機を開発したLiliumの最高執行責任者であるYves Yemsi氏は、これまでのテスト結果から、この技術はLiliumのeVTOLジェット機「Lilium Jet」に優れたエネルギーと電力密度を提供するだけでなく、非常に高い経年劣化性能も持つことを示していると述べた。

Ionbloxは、自社の次世代技術を商業化するため、米国先進電池コンソーシアム(USABC)から、低コストで急速充電可能な電気自動車用電池を開発する契約を受け入れ、それに伴い、米アイダホ国立研究所でその電池性能が検証されている。また、主要な半導体装置メーカーの米Applied Materialsとも提携中だ。

fabcross for エンジニアより転載)

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