King'sdun T12は、こて部に3つのボタンとOLEDを搭載した、温度調整機能付はんだごて。65Wのハイパワーで高い熱容量が必要な作業にも対応しながら、電子部品を過熱しないよう温度調整が可能だ。生産から修理、電子工作、アート作成までさまざまな用途に活用できる。

視認性の高いOLEDには設定温度と実際の温度を表示し、左右どちらの手で握っても画面が見やすい方向へ自動回転する。手元の3つのボタンで温度の上昇と下降、セットの操作ができる。

スリムなこて部にはPID制御センサーチップや各種電子部品を内蔵し、正確な温度制御で作業中のばらつきを±2℃以内に抑える。180～450℃の範囲で温度設定ができ、450℃まで約20秒で到達する。折りたたみ式のこて台が付属し、温度を200℃にキープするスリープモードとヒーターをオフにするスタンバイモードで安全性を確保する。

こて部はスリップ防止のストライプを施すとともに、シリコン保護カバーを取り付けている。サイズ186×17mm、重さ約50gとスリム、軽量で、長く握っても疲れないエルゴノミクスデザインを採用。電源供給はUSB Type-Cケーブルだ。

King'sdun T12の予定小売価格は118ドル（約1万6000円）で、今なら数量限定の特別価格79ドル（約1万1000円）で提供する。出荷は2023年9月の予定で、日本への送料は確認が必要だ。2023年7月20日までクラウドファンディングを実施しており、7月13日時点で、1000ドル（約14万円）の目標額を上回る約1万2000ドル（約170万円）を集めている。