Absolute Scanner AS1-XLは、スキャンラインが320～800mm、取得レート1秒当たり120万ポイント、フレームレート300Hz、精度は150μm以内。測定スタンドオフ距離が700±300mm、600mmの動作範囲と合わせて、最大1m離れた場所から測定できる。

表面タイプ／色／材質に関わらずデジタルデータが収集できる動露光調整可能なSHINE（Systematic High-Intelligence Noise Elimination）機能に加え、自動化スキャニングに対応し、広範囲のスキャニングを自動化できる。

レーザートラッカー「Leica Absolute Tracker AT960」とポータブル測定アームシステム「Absolute Arm 7-Axis」に対応したマルチプラットフォーム互換性を備え、ワンタッチの取り換えで、高密度スキャンとより広範囲の検査スキャンのいずれかに切り替えることができる。

同社は、AS1-XLによって、前世代のレーザースキャナーと比較して10倍速い高速スキャン技術により、大型対象物の3D測定品質を大きく改善できるとしている。