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PA12ベースのCFRP——CRP Technology、100%リサイクルの射出成形材料「Windform XT 2.0 IMG」を発表

CRP Technologyは、100%リサイクルの射出成形材料「Windform XT 2.0 IMG」を発表した。サステナビリティとサーキュラーエコノミーへのコミットメントを強化する新製品となる。

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同社にとって初の射出成形材料となるWindform XT 2.0 IMGは、ポリアミド(PA12)ベースの高性能炭素繊維強化複合材料だ。使用期限の切れた工業向けSLS方式3Dプリンター用材料「Windform XT 2.0」をリサイクルし、粒状にして提供する。

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同社によると、高い品質基準を満たさなくなった使用期限切れのWindform XT 2.0パウダーの再利用方法を検討した結果、原材料を追加することなく、射出成形に適した材料へのリサイクルに成功した。同材料を用いて成形したパーツは耐衝撃性が高く、細部や薄肉への優れた対応、美しい仕上がりが得られるとしている。IMGは、射出成形グレード(Injection Molding Grade)を意味する。

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3Dプリンティング向け材料に特化してきた同社にとって、分野違いの成形技術への材料提供はサプライチェーンやコスト面で優位性がある。ユーザーにとっては、試作段階と生産段階で用いる材料を統一することで性能を維持できるほか、カーボンフットプリントを削減できるメリットがある。

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