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ラズパイで手軽に無線IoT——Raspberry Pi対応Bluetooth LEトランスミッターモジュール「BravePI」発売

Braveridgeが、Raspberry PiとセンサーをBluetoothで接続し、無線IoT環境を容易に構築できるIoT組み立てモジュール「BravePI(ブレイブパイ)」を発売する。

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「BravePIメインボード」をRaspberry Piにスタック接続し、各種センサーボードは「BravePI トランスミッター」とコネクターで接続。メインボードとトランスミッター間はBluetoothによってワイヤレス接続されるので、センサー設置場所などさまざまな状況に対応したIoT環境を構築できる。

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ワイヤレス通信には低消費電力のBluetooth LEを採用。電池駆動タイプのトランスミッターなら電源のない場所でもセンサー設置ができる。見通しで500m程度の通信が可能だ。また、専用のiOSアプリを使ってトランスミッターとメインボードの紐づけや、センシング間隔の設定などが容易に行える。

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本製品は、福岡県工業技術センターと同社の共同開発となる。同センターが提供する「IoT導入支援キット」の実用性や信頼性を向上し、さらにセンサーの無線化した。「IoT導入支援キットソフトウェア」と連携すれば、アプリケーションを開発しなくてもIoTを開始することができる。

発売は2023年11月9日。メインボードやトランスミッター、加速度や照度などの各種センサーボードを同時発売する。価格は、BravePIメインボードが1万9800円、BravePIトランスミッターが8800円、各種BravePIセンサーボードが3080円~1万3200円(いずれも税込)で、同社オンラインショップで販売予定だ。

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