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ラズパイ財団の「Mission Space Lab」、2023/2024年度も開催——課題はISSの速度計算

Raspberry Pi財団は、無料の学習プログラム「Astro Pi Mission Space Lab」を2023/2024年度も開催する。19歳までの欧州の若者が2~6人のチームをつくり、国際宇宙ステーション(ISS)で行われる宇宙実験用の課題に取り組む。

課題となるのは、データを収集してISSの速度を可能な限り正確に計算するプログラムを作成すること。まずはAstro Piのカメラやセンサーを使ってISSの方位や動作に関するデータを収集。そのデータからISSの速度を計算するPythonプログラムを作成する。

ISSに配置されたAstro Piは2台のRaspberry Piで構成されている。それぞれがカメラ、複数のセンサーを搭載したSense HATアドオンボード、機械学習用のCoral USBアクセラレーターを備えている。

Astro Piのセンサーデータを使用してISSの速度を計算する方法は複数あるという。参加者はMission Space Labの課題を解決していくことで、物理学やISSの内部機構といった内容を学習できる。

またESA(欧州宇宙機関)の宇宙飛行士候補が課題について説明する動画もあわせて公開された。ISSのAstro Piに搭載されたカメラで地上の写真を2点撮影し、場所と時間の違いを比較することでISSの速度を計算できることなどを解説している。

このほか、Astro Piで実行できるPythonプログラムを作成するのに必要な情報をまとめた「Mission Space Labクリエイターガイド」、撮影した写真を使用して速度を計算する方法を記した「ISSスピードプロジェクトガイド」も提供される。Mission Space Labの提出期間は2024年2月19日までだ。

さらにRaspberry Pi財団は、Mission Space Labの参加者を募るとともに、Pythonプログラミングの作成について参加者をサポートするメンターもあわせて募集を開始した。メンター向けにも参加者をサポートするのに必要な情報などを載せた「Mission Space Labメンターガイド」を提供する。

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