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三井化学、3Dプリンティングを活用した「意匠性コンクリート製法」を共同開発

三井化学は、郡家コンクリート工業と共同で、3Dプリンティングを活用した「ポリオレフィン系樹脂型枠」と、それを用いた「意匠性コンクリートの製造法」を開発した。

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三井化学が3Dプリンティング用ポリオレフィン系材料と造形方法を検討し、郡家コンクリート工業が樹脂製型枠を用いたコンクリートの製造を検討した。両者の技術を融合させることで、意匠性の高いコンクリート製品を実現している。

開発したポリオレフィン系材料は、一般的なポリオレフィンと異なり3Dプリンティングを行った場合の反りが小さく、良好な形状で造形が可能だ。3Dプリンティングの特徴である高い設計自由度によって、これまでにない形状のコンクリートを製造できる。開発したポリオレフィン系材料は、今後、コンクリート枠型以外の用途への展開も検討していくとしている。

なお、開発した3Dプリンティング樹脂型枠とコンクリート製品サンプルは、2024年3月12日~15日まで東京ビッグサイトで開催される第30回「建築・建材展2024」に出展される予定だ。

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