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ラズパイで4画面表示——ディスプレイボード「2x2 Quad Display」

4画面ディスプレイボード「2x2 Quad Display」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。

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2x2 Quad Displayは1枚の基板上に、1.28インチの円形もしくは1.54インチの正方形ディスプレイ4つを搭載した、2×2クアッドディスプレイボードだ。Raspberry Pi PicoまたはWi-Fi/Bluetoothモジュール「ESP32 S3 WROOM-1」を搭載した2種類のモデルを提供し、各ディスプレイそれぞれに異なる情報やイメージを表示できる。

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65K/262KカラーのRGBディスプレイは、ST7789/GC9A01ドライバーで動作し、SPIベースのインターフェース通信に対応する。基板には他にも、プログラマブルボタン×4、温湿度/気圧センサーモジュール「BME280」、充電回路付きバッテリー端子、リアルタイムクロックモジュール「DS3231」、ブザー、GPIOブレークアウト、microSDカードスロットなどを搭載し、初心者から上級者までさまざまなプロジェクトに活用できる。

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両モデル共通の機能として、USB1.1によるデバイスとホストのサポートや、USBマスストレージを使ったドラッグアンドドロッププログラミングに対応する。microSDカードにはデータロギングやプロジェクトデータの保存ができ、バッテリー端子にモバイルバッテリーをつなげばポータブルに活用できる。

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2x2 Quad Displayは、ESP32 S3 WROOM-1搭載モデルを45ポンド(約8600円)、Raspberry Pi Pico搭載モデルを49ポンド(約9400円)で提供する。2024年6月の出荷を予定しており、日本への送料はいずれも15ポンド(約2900円)だ。2024年3月30日までクラウドファンディングを実施しており、3月22日時点で500ポンド(約9万6000円)の目標額を上回る約2500ポンド(約48万円)を集めている。

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