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ご先祖様を3Dプリント精霊馬に乗せて、首都高を爆走させたい!

精霊馬(しょうりょううま)を知っていますか?

キュウリやナスに棒を刺して脚にし、馬や牛を表したお供え物です。主に東日本で、お盆にご先祖様がこの世とあの世を行き来するための乗り物として仏壇などに置きます。

最近ではキュウリで作ったロボやナス作った飛行機など、いろいろな面白い精霊馬も見られます。早く現世に来られるように馬、荷物を持って帰れるように牛なのだとか(地方によって違うようです)。

私もかっこいい精霊馬が作りたい。そしてご先祖様や亡くなったじいちゃんばあちゃんにかっこよく帰ってきてもらいたい。ではどんな乗り物がいいでしょうか? ちょっと悩みましたが、ひらめきました! 私の中でかっこよくて速い乗り物といえば、なんといっても真っ赤なバイク! 3Dプリントを使ってきゅうりを魔改造し、ご先祖様達にドリフトをキメてもらおうと思います。

ちなみに普通の精霊馬はこういうもの。脚となる棒を4本差しただけのシンプルな作りです。

キュウリ用タイヤとバイクパーツを3Dプリント

Fusion 360でモデリングをしました。キュウリにパーツを突き刺していくように形を作っていきます。なかなかあのカッコよさが出ない……。友人には「高度に抽象化された例のバイク」と言われてしまいました。でもそれっぽいのでヨシ! です。

プリントします。いよいよ現世に現れるバイクパーツ。透明のカバー部分は表面にレジンを塗り、タイヤは黒く塗装しました。

仕上げにステッカーを印刷して貼ります。ステッカーを貼るとだいぶ雰囲気が出てきます。

精霊馬で爆走してもらう

いよいよ組み立て。キュウリにタイヤを刺し、フロントカバーを刺し、バックカバーを刺し、最後に座席を刺したら完成です。

これは速そうでしょう! キュウリではありえないほどのスピードが出そうです。しかし明らかにでかい、精霊馬用駐車(?)場があの世にあったら駐車違反を取られそう……。

数年前に亡くなったじいちゃんに、あのシーンを再現してもらいました!ピーキーなバイクを乗りこなすじいちゃん、かっこいい!

現代版精霊馬

というわけで爆速精霊馬ができました。精霊馬という昔からの慣習が、現代に合わせて車やバイクにアップデートされる、というのは面白いですね。ご先祖様方、爆速で帰ってきてくださいませ!

ちなみに使ったキュウリは冷汁にしておいしくいただきました。

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