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視覚障害者に福音、本を読みあげてくれる指輪型ガジェット「Eye Ring」

視覚障害のある人にも、点字以外の本を読めるようになる日は近いのかもしれない。そのために必要なスキャナ等の機能を搭載した指輪型のガジェット「Eye Ring」を、韓国人のデザイナー Yong Jeong氏が考案した。

Eye Ringは普段、普通の指輪と同じように装着できる。文字を読むときになったらEye Ringの向きを180度変え、スキャナの読み取り面を文字に向ける。指輪側面のコントロールホイールを回すとONになり、文字を指輪でなぞっていくとスキャナで書かれている文字を認識する。Bluetoothでイヤホンと通信し、本に何と書かれていたか、利用者に音声で伝えることができる。

また指輪のスキャナ読み取り面の裏側には6つの突起が付いていて、Eye Ringが文字を認識すると点字と同じ配列で突起が飛び出す。音声に加えて点字という形でも、文字を認識できる仕組みになっている。

Eye RingのWebサイトによると、韓国にある本のうち、点字の本はわずか0.1%。視覚に障害がある人でも残る99.9%を読めるようになるという。 

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