電子部品+Arduino互換ボード+教材で、あなたもメーカーになれる「BE MAKER」が14万ドル超集める
2013/11/06 13:00
「BE MAKER」は、Arduinoを使って電子回路とプログラミングについて学べる学習キットだ。Arduino互換ボード「BE BOARD」と600個の電子部品セット「Basic KIT」、BE BOARDをネットワークに繋げる「BE SHIELD」、英語の学習テキスト、それにビデオレッスンが用意されている。クラウドファンディングサイトindiegogoで10月25日に資金募集を開始し、10日で14万ドル(約1370万円)以上を集めている。
Basic KITには液晶ディスプレイやLED、トランジスタなどを含む600の部品と数100の課題が入っている。他の類似のキットの内容よりも安くて充実している。10ドルのラーニングシステムには、30分以上のレッスン20からなるビデオレッスン(YouTubeで配信)と150ページ以上のイラストメインの学習テキストが含まれる。10ドルのBE SHIELDは、LCD回路をワイヤレスで使ったり、イーサネット経由でインターネットに接続したりするためのBE BOARDのアドオンボードだ。
「BE MAKER」プロジェクトは、Arduinoを利用してエレクトロニクスを教えようとしていた創設者が、もっといいエレクトロニクスの学習システムが必要だと考えて始めたもの。Basic KITとBE BOARD、BE SHIELDと学習テキスト、ビデオレッスンはどれも安価で、必要なものを選んで注文できるが、すべてを含んだフルセットでもわずか69ドル(約6800円、全世界向け送料込)。誰でもゼロから学んで、メーカーになれることを目指すプロジェクトだ。BE MAKERはIndiegogoで11月30日まで資金を募集している。