Amazon Launchpadプログラムに参加することにより、スタートアップは自社のユニークな商品の詳細を「Amazon Launchpadストア」から国内外に発信できるほか、迅速に市場へ展開することができる。Amazonの配送ネットワークを利用できるのもメリットだ。配送料が無料となるAmazonプライムの対象にすることも可能だ。

Amazon Launchpadストアでは、ウェアラブルデバイス、スマートホーム、知育・学習玩具など、250以上の製品が紹介されており、日本発のスタートアップとして、MAMORIO、BONX、VIE STYLE、KAMARQなど15社以上が参加している。

そのひとつであるBONXは、「エクストリームコミュニケーションギア BONX Grip」をAmazon Launchpadストアで販売する。BONX Gripはアウトドア向けのBluetooth対応ヘッドセットで、専用グループ通話アプリを使用することで、どこにいても手軽に仲間と会話を楽しむことができるというものだ。

Amazon Launchpadプログラムでは、日本ベンチャーキャピタル協会、Makuake、シードアクセラレータのABBALabと協力し、日本のスタートアップを募集中だ。参加を希望する場合は、オンラインで申請できる。ただし、オリジナルの製品を即時もしくは30日以内に日本のユーザーに発送できることが条件だ。