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最大深度100mの小型ROV——水中探査ロボット「Sibiu Nano」

教育、研究からホビー用途まで利用できる水中探査ロボット「Sibiu Nano」がIndiegogoに登場した。

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Sibiu Nanoは、6つのスラスターを備え水中を2ノットで移動するROV(Remotely operated vehicle:遠隔操作潜水艇)だ。深さや温度を測定するセンサー、慣性計測装置、ヘディングセンサーも備えている。中性浮力に調整されたテザーケーブルは最長1000mまで対応、標準で50mのものが付属する。

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1日中操作ができるように、簡単に交換できるバッテリーパック(11.1V、6.2A)で駆動。フルHDビデオカメラを備えライブストリームで水中の様子が撮影できる。

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最大深度は100mで、300mでのテストでも問題はなかったとのこと。モジュール設計のため、LEDライトや電気伝導度センサー、pHセンサーなどもオプションで簡単に追加搭載できる。

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ソフトウェアはオープンソース(GPLv3ライセンス)のソフトウェアスタックで、ROV側にはArdusub、PC側にはQGroundControl(Windows10/OSx/Linux)を使用している。

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Sibiu NanoはIndiegogoでは早期キャンペーン価格、40%割引の899ユーロ(約12万円)で提供されている。出荷は2018年6月からを予定し、日本への送料は60ユーロ(約8100円)だ。

Sibiu NanoはIndiegogoでクラウドファンディングを実施中。2018年2月7日時点で、目標額2万ユーロ(約271万円)に対して約4760ユーロ(約64万5000円)を集めている。

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