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AMD製最新APUを搭載し低電力で高処理能力——Maker向けボード「UDOO BOLT」

最新APU「AMD Ryzen Embedded V1000」を搭載したMaker向けボード「UDOO BOLT」がKickstarterで人気を博している。

UDOO BOLT

AMD Ryzen Embedded V1000は、2018年2月に発表されたSoC(System-on-Chip)で、CPUとGPUを統合したAPU(Accelerated Processing Unit)の最新版。APUは、CPU、GPUどちらからも共通のメインメモリにアクセスできるためパフォーマンスに優れ、サイズや消費電力の面でも有利なデザインだ。AMDによれば、AMD Ryzen Embedded V1000は他社製品に比べ、マルチスレッドパフォーマンスが最大46%優れており、GPUの性能は3倍高いという。

UDOO BOLT

UDOO BOLTは、以前、fabcrossで紹介したIoT向けボード「UDOO Neo」を開発したクリエイターによる新プロジェクト。UDOO BOLTは、AAAゲーム、VR、AR、仮想通貨マイニングなどハイパフォーマンスを必要とする分野での活用を想定している。

UDOO BOLTには「UDOO BOLT V3」と「UDOO BOLT V8」の2つのモデルがある。UDOO BOLT V3は、デュアルコア/4スレッド、3 GPU CUの「AMD Ryzen Embedded V1202B」を搭載。UDOO BOLT V8は、クアッドコア/8スレッド、8 GPU CUの「AMD Ryzen Embedded V1605B」を搭載する。

UDOO BOLT
UDOO BOLT

UDOO BOLTは、4.7×4.7インチ(約120×120mm)と小型の基板ながら、eMMC 32GBのほか、ギガビットイーサネットポート、USB Type-Aポート×2、USB Type-Cポート×2、HDMI2.0ポート×2、Groveコネクター×3、IR、ヘッドフォンジャックなど豊富な入出力を備えている。

UDOO BOLT
UDOO BOLT

UDOO BOLTは、「ATmega32U4」ベースでArduino Leonardo互換のマイクロコントローラーも搭載しており、Arduinoプラットフォームを使ったセンサー類の制御ができる。センサー類は、Groveコネクターに接続可能。まさに高処理能力を備えた多機能のMaker向けボードだ。

UDOO BOLT V3の早期割引価格は、229ドル(約2万5000円)。UDOO BOLT V8の価格は309ドル(約3万4000円)だ。いずれのモデルもメモリー(SO-DIMM)と電源ユニットは付属していない。出荷は2018年12月の予定で、日本への送料は19ドル(約2100円)だ。

UDOO BOLTは2018年7月31日までクラウドファンディングを実施するが、2018年6月4日時点で目標額10万ドル(約1100万円)の3倍以上に当たる約31万ドル(約3400万円)を既に集めている。

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