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STマイクロ、STM32G4マイコンのサポートを拡充——デジタル電源/モーター制御用開発キット提供

STマイクロエレクトロニクスは2019年9月、STM32G4マイクロコントローラーのサポートを拡充し、デジタル電源/モーター制御用の開発キットを提供するとともに、STM32CubeG4ソフトウェアパッケージに新しいファームウェアを追加することを発表した。

今回追加された2つの開発キットのうち、B-G474E-DPOW1はデジタル電源開発用プラットフォームだ。Arm Cortex-M4コアベースのSTM32G474RET6マイクロコントローラーに加えて、抵抗負荷を基板上に実装したバック-ブーストコンバーター 、RGBパワーLED、電源/ST-LINK通信用LED、リセット用プッシュボタン、電源/データ通信用コネクタ、デバッガー などを搭載している。

STM32G474REのFilter-Math Accelerator(FMAC)により、3極3ゼロ補償などの機能を処理し、全負荷範囲にわたって高い効率を確保可能だ。また、デジタルスロープ補償の活用により、電流制御におけるCPUの負担を軽減できる。

もう1つのB-G431B-ESC1は、3相ブラシレスモーター(BLDC/PMSM)向けの電子速度制御(ESC) 開発キットだ。 Arm Cortex-M4コアをベースとしたSTM32G431CBマイクロコントローラーと、STripFET F7 パワーMOSFETを内蔵した3相モータードライバーを搭載。センサーレスモーター制御用のフィールドオリエンテッド制御(FOC) と、6ステップ整流制御のどちらにも対応する。

過電流/過電圧保護機能 、NTCによる加熱保護機能や、ハイサイド/ローサイドドライバーのインターロック機能なども備えており、モーター電流検出用の3シャント電流検知に対応している。ボード自体が30×41mmと小型のため、回路図を参照して直接アプリケーションに組み込むことも可能だ。モーター制御用SDKのX-CUBE-MCSDK v5.4.1に対応しており、6S LiPoバッテリーパック程度の電源供給によるドローン、ラジコン自動車などに応用できる。

さらに、STM32G4シリーズに、LQFP128パッケージ(14×14mm、128ピン)を追加する。現行のLQFP100パッケージと同じ基板面積でより多くのI/Oを処理できるとしている。

価格は、B-G474E-DPOW1が約59ドル(約6300円)、B-G431B-ESC1が約18ドル(約2000円)だ。

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