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中国の病院でコロナウイルスと闘う紫外線殺菌ロボット

デンマークのUVD Robotsは、新型コロナウイルス(COVID-19)対策として、紫外線殺菌ロボット「UVDR(UV-Disinfection Robot)」を中国の病院に向けて出荷した。

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UVDRは、自律的に移動しながら、室内や空気中のウイルスや細菌を紫外線で殺菌する消毒機能を備えたロボットだ。中国全土の省に展開する予定で、医療従事者やほかの患者、親族などを感染のリスクから守り、コロナウイルスの広がりを効果的に抑えられると期待されている。

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大きさは93×66×171cm、重量は140kg。最高時速は5.4kmで、UV-C光が周囲を殺菌する。内蔵バッテリーはフル充電まで3時間。1回の充電につき駆動時間はUVモジュールが2~2.5時間、モバイルプラットフォームが最大8時間としている。専用アプリを搭載し、Wi-Fi接続する。

UVDRは、ヨーロッパやアメリカをはじめ、アジアも合わせて40カ国以上で販売されており、今回、コロナウイルスの拡散に対する強力なツールとして、UVD Robotsと中国の医療機器サプライヤーであるSunay Healthcare Supplyが提携した。

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今回の契約により「2000以上の病院で効果的な消毒が確実になり、患者とスタッフの両方を保護する機会が得られる」と、Sunay Healthcare SupplyのCEOであるSu Yan氏は語っている。

UVD RobotsのCEOであるPer Juul Nielsen氏も、「世界的に健康が脅かされているこのような重大な危機において、当社の革新的な技術は間違いなくその価値を証明する」と、中国におけるウイルスの拡散防止に期待を寄せている。

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