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厚労省推奨の「正しい手洗い動作」を95%以上の精度で判定するAI、実証実験先を募集中

コンテックは2020年7月9日、AIを活用して「正しい手洗い動作」を95%以上の制度で判定する技術を開発したと発表した。

本技術は、3Dカメラのリアルタイム映像情報から、正しい手洗い動作を正確に判定する技術だ。厚生労働省推奨の「正しい手の洗い方 6ステップ」に照らし合わせ、正しい動作で必要時間洗浄されたかを判定できる。消毒液やハンドソープを付けての手洗いのほか、流水状態での手洗いなど、通常の画像処理では難しいものも正確に認識/判定可能だ。

コンテックは今回、本技術の実証実験を通じて社会課題の解決を目指す共創フィールドパートナーの募集も開始した。食品工場、医療現場、飲食店、宿泊施設への導入を例として挙げている。

本技術を導入すれば、厨房や工場内の手洗い設備を厚生労働省推奨「正しい手の洗い方 6ステップ」の衛生管理設備にアップグレードできる。また、顔認識技術と組み合わせることで、手洗いをした人をカメラで識別する衛生管理記録システムの構築も可能だという。

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