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ホームセンターで調達した材料でエアレスタイヤを自作——ドリフト走行や急旋回もテスト

Driven Media/YouTube

YouTubeチャンネル「Driven Media」を主宰する2人組が市販の素材を使ったDIYでエアレスタイヤを製作し、試走した様子を2022年3月の動画「I Made DIY Airless Tires」で公開した。

材料は、ベースとなるスチールホイールをFord Mondeoから流用した。ゴムタイヤの空気にあたる部分は塩ビ(ポリ塩化ビニル、PVC)の水道管と樹脂製パイプを使用し、それらを連結するボルトとナットを用意。路面と接するトレッド部には、通常のタイヤから切り取ったゴムを流用した。

製作手順は、まず水道管をホイールのリム幅に合わせてカットする。1輪当たり15個の水道管をホイールリムの周囲に配置し、その外周にトレッドとなるゴムを巻き付ける。水道管とトレッドゴムの間にできた隙間には、防振対策として樹脂製の細いパイプを挿入した。これらの部品を、約300組のボルトとナットを使って結合した。

動画では、製作した4本のタイヤを重量約800kgのスポーツカーCATERHAMに装着し、テストコースでさまざまなテストを実施している。最初は30mph(時速約48km)程度でコースを1周した。細かな振動と90dBを超える騒音を伴いながらも完走したが、何本かのボルトが走行中に外れていたことが分かった。

その後、いくつかのテストが続けられた。剣山のように多数の釘が出た板の上を通ったり、道路の陥没部分を乗り越えたり、減速を促すためのバンプを40mph(時速約64km)で通過するなど、エアレスタイヤとしての性能を確認した。動画の終盤ではドリフト走行や、タイヤから白煙が出るほどの急旋回なども試していた。

今回製作したDIYのエアレスタイヤは騒音と振動など改善の余地は大いにあるものの、パンクしないタイヤシステムとしての役割は果たしたようだ。

fabcross for エンジニアより転載)

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