新しいものづくりがわかるメディア

RSS


3Dバイオプリンティング構造物内にて、微細藻類の細胞増殖を確認

バイオベンチャーのユーグレナは、3Dバイオプリンティングのバイオインク材料として用いた微細藻類「ユーグレナ」の細胞が、3Dプリンターで印刷した構造物内で増殖したことを確認した。本研究は理化学研究所、広島大学生物資源科学部、長崎大学情報データ科学部との共同研究によるものだ。

3Dバイオプリンティングとは、細胞などの生体材料を用いて3D構造を製造するプロセスのこと。植物細胞を用いた3Dプリンティングは、植物の生育にかかる時間や場所などの効率化への応用が期待できる。微細藻類ユーグレナは培養技術が確立されているほか、細胞壁を持たないため植物体から細胞を単離する過程が不要となる。

3Dバイオプリンティングのバイオインク材料には、ユーグレナの細胞とポリマーなどのゲルを混合したものを使用した。本研究では構造物内においてユーグレナの細胞が増殖し、立体的な構造物内において培養可能だと示された。

この検証結果から、他の微細藻類など、さまざまな植物細胞への応用の可能性が広がる。また、ユーグレナの新たな培養方法の開発や他分野での活用も期待できる。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. ラズパイでフライトトラッカーを作ってみよう——Flightrader24を利用して航空機を追跡
  2. 厚さわずか15μm——MIT、超軽量かつ高強度な布製太陽電池を開発
  3. 人体内で発電するカプセル型微生物燃料電池を開発
  4. 厚さはたったの11mm——世界最薄とうたうRaspberry Pi Zero搭載「ラジカセ」
  5. C言語でPICマイコンを使う——技術評論社、「改訂新版 8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本」発刊
  6. 第1回 ラズパイってなんですか
  7. 造形速度が5倍速に——「Hyper FFF Raise3D Pro3シリーズ 高速化アップグレードキット」発売
  8. ラズパイとの違いは? 初心者向けArduinoの使い方とオススメキット
  9. カスタムパーツやゲームキャラを自宅の3Dプリンターで——Prusa Research、さまざまなブランドと提携し3Dファイルを公開
  10. Formlabs、3Dプリント自動化製品「Form Auto」を2023年4月に出荷開始

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る