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インフィニオン、IoTセンサープラットフォーム「XENSIVコネクテッドセンサーキット」発売

インフィニオンテクノロジーズは、IoTシステムの迅速な試作、開発を可能にするIoTセンサープラットフォーム「XENSIVコネクテッドセンサーキット(CSK)」を発売した。

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CSKは、高度な処理能力と高い電力効率を両立させたPSoC 6 マイクロコントローラーとXENSIVセンサーで構成され、セキュアなコネクティビティが可能なOPTIGA Trust Mが用意され、クラウドへの接続が可能だ。

基板設計はArduino互換のAdafruit featherのフォームファクターと互換性があり、さまざまなセンサーを搭載したバッテリー駆動のスマートホームアプリケーションなどの試作や開発ソリューションが実現できる。すべてのコンポーネントに対してマイクロコントローラー開発環境ModusToolboxが用意され、開発ツール、コードサンプル、ライブラリが付属する。

さらにAWS上のクラウドアーキテクチャをバックエンドとするユーザーインターフェースの一例であるインフィニオンセンサークラウドダッシュボードは、マルチデバイスに対応し拡張性を備えている。CSKは、AWS IoT Coreのようなクラウドサービスへのセキュアで信頼性の高いコネクティビティを備え、クラウドプラットフォームとのメッセージの公開や設定などに使用できる。

photo KIT_CSK_PASCO2

CSKのCO2濃度測定「KIT_CSK_PASCO2」と、存在検知/バイタルセンシング「KIT_CSK_BGT60TR13C」などは、 AWS Partner Device Catalogの環境センサーバリアントに認定されている。

KIT_CSK_PASCO2は、PSoC6 MCUとWi-Fi/Bluetooth5.0準拠のコンボ無線モジュールを搭載した「Rapid IoT connect developer kit」と、「DPS368気圧センサー」と「XENSIV PAS CO2センサー」を搭載した「PAS CO2 wing」から構成される。

photo KIT_CSK_BGT60TR13C

KIT_CSK_BGT60TR13Cは、Rapid IoT connect developer kitと、60GHzのレーダーセンサー「XENSIV BGT60TR13C」とDPS368気圧センサーを搭載した「BGT60TR13Cwing」から構成される。

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