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IPAで美しい表面に——Fiberlogy、3Dプリンター用PVBフィラメント「FiberSmooth」を発表

ポーランドのFiberlogyは、FFF方式3Dプリンター用フィラメント「FiberSmooth」をラインアップに追加した。主原料にPVB(ポリビニルブチラール)樹脂を用い、美しい表面仕上げを求めるユーザーをターゲットにする。

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PVB樹脂は、IPA(イソプロピルアルコール)で簡単に表面処理ができることで評価されており、FiberSmoothで造形したモデルは、IPAに浸したり蒸気を吹きかけたりすると表面が溶ける。レイヤーの境界が見えにくくなるため、スムーズで光沢のある表面仕上げが可能で、さらに完全に乾燥すると構造物の強度が向上する。

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FiberSmoothは産業向けの製品より、芸術やホビー向けアイテムの造形に適している。PLAと似た特性を持ち、低収縮性かつ無臭でプリントの難易度は低く、一般的なFFF方式3Dプリンターで装飾品やアクセサリー、フィギュアなどの造形が可能。推奨設定は、ノズル温度が215~225℃、ヒーテッドベッドの温度が75℃、冷却が75~100%、造形速度が100mm/s以下で、クローズドチャンバーや接着剤の使用は不要だ。

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フィラメントの直径は1.75mmで、1スプールの重さは0.5kg。カラーは、ブラック、グラファイト、グレー、ブルー、レッドを用意しており、順次、透明バージョンなど新カラーを追加する予定だ。各国の代理店やオンラインショップを通じて販売する。

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