新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Dig up the underground「プロダクト一機一会」 by 松崎順一

未来と過去が共存する電波の世界に時めいた高級ラジオ 「NATIONAL PANASONIC RF-1180(COUGAR118)」

ここしばらく体調が思わしくなく2カ月休載させていただいたが、ようやく体調も戻り、今月からまた蒐集記を再開させていただく。機械も人間も動くものは適度なメンテナンスの必要性を感じた2カ月間であった。

その間、季節もいきなり秋から冬に突入し、現在は少しずつ体を慣らしながら近場から攻めている。

僕のファクトリーの近くに1件、あのハードオフがあるのだが病み上がりの身ながら別件で店を訪れたら1番奥にあるジャンクコーナーのショーケースの上に何気無くたたずむゴツいメカを発見。

かなり気になったので近くに行きよく見ると旧知の友に出会ったような衝撃が走った。なんと僕が中学生の時、親から初めて買ってもらったラジオ、ナショナルクーガの最上位機種118ではないか。

店員の方にお願いしてちょっとテストさせてもらったら全く普通に使える動作品。ジャイロアンテナもロッドアンテナも問題なく、あくまで古いためジャンク価格で販売していたのだ。

値段は言えないが相当安かった。足立区のこんな近くでこんなラジオとの出会い。全くの偶然だがやはり足を小まめに運ぶ必要性を再認識した日になった。

当時のナショナルのBCLラジオはなぜかパナソニックとWネーム、今回入手したクーガ118は当時トロピカルバンドが受信可能なワイドバンドが売りでBFOも装備していたからアマチュア無線も聞けた豪華装備のBCLラジオだった。

しかし価格が4万2000円と高過ぎて全く手が出なかったのを覚えている。せっかくなのでしばらくはこいつでラジオを聴いてみようかな。

NATIONAL PANASONIC RF-1180(COUGAR118)

発売時期:1974年(昭和49年)

お知らせ

松崎順一さん監修による「大ラジカセ展」が池袋のパルコ本館で開催中。会場では100台のラジカセの他、当時のカルチャーに関連するカセットテープやパンフレット、著名人によるコレクションなども展示されています。

fabcrossの写真レポート
https://fabcross.jp/topics/event_report/20161209_dairadicasseten.html

オフィシャルサイト
http://dairadicasseten.haction.co.jp/

関連情報

今人気の記事はこちら

  1. マイリュックはMacintosh SE/30! 89年製Macを最新LEDリュックに大改造
  2. 1.5V出力で1000回使える充電池——LiPo充電池「Pale Blue」
  3. いつでもどこでもレーザー刻印できる——携帯型レーザー刻印機「LaserPecker Pro」
  4. LPWAを導入しよう——CQ出版、「エレキジャックIoT No.1」発刊
  5. 慶應義塾大学、3Dプリントを使った単位格子とそのデータ設計技術を開発——身体にフィットする義肢装具開発への応用に
  6. イグアス、XYZプリンティングジャパンのSLA方式3Dプリンター「PartPro150 xP」を発売
  7. スマートボールでピッチング練習——球速や回転数を計測する軟式野球ボール「テクニカルピッチ軟式M号球」
  8. ソレノイドで簡単電子工作——タカハ機工、電子工作キット「SOLEKIT」発売
  9. どこでも仕事に集中できる個室空間を——持ち運び可能なパーティション「SEREN desk」
  10. リアルな人型ロボット「Android Robo-C」の大量生産を開始

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る