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fabcrossエンジニア調査

R2-D2とC-3POは実現可能!? 日本のエンジニアにロボットについて聞いてみたd

エンジニアが思う、ロボット化して欲しくない分野

今後ロボット化が最も進むと予想される分野のトップは「医療・介護分野」(41.3%)。
医療分野での進展理由は「ケアレスミス軽減」「遠隔治療の実現」「熟練技術・細かい作業の品質均一化」、介護分野での進展理由は「高齢化社会による需要増」「介護人員の不足」といった意見が多く集まりました。

一方でロボット化を進めてほしくないとしては軍事分野(41.3%)、2位は教育分野(29.9%)が上位に上がりました。

軍事分野では「ゲーム感覚の戦争になり、安易に戦争を始めてもらっては困る」「痛みの代償がなくなると際限がなくなる」といったロボット化に対する懸念や「駆け引きの道具になる」「暴走して歯止めがきかない」といった平和・安全への危惧や、「開発費が膨大なのに一般人に恩恵なし」「際限なき開発競争」といった、エンジニアとして社会に対する意義を問うような意見が見られました。

また教育分野では「情操面に影響」という感情面からの疑問を投げかける声や、「均一化すべきでない」「ロボットでは創造性・多様性を教育できない」といった意見も見られました。

その他の質問と回答については、ダウンロードファイルにまとめていますので、あわせてご覧ください。

調査概要

調査方法:ネットリサーチ 株式会社インテージ調べ
期間:2014年2月7日〜10日
対象:全国のエンジニア518名
性別:男性479名・女性39名
業種:機械系エンジニア106名、電気・電子系エンジニア103名、マイコンシステム系エンジニア101名、IT系エンジニア104名、化学系エンジニア104名

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