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3D SystemsがTitan Additiveを買収——押出成形に対応

3Dプリンターメーカーの3D Systemsは、産業用大型3Dプリンターを設計/製造するTitan Additiveを買収する契約を締結した。日本でも販売開始すると発表している。

Titan Additiveはペレット押出、フィラメント押出、精密仕上げ用スピンドルツールヘッドなど、ハイブリッドツールヘッド構成を提供するメーカー。762×762×1143mmから最大1270×1270×1828mmまで拡張可能な加熱造形プラットフォームとチャンバーで、最大で毎分3万mmのプリント速度で工業部品を製造可能だ。アップグレード可能なモジュラー型システムにより、アプリケーションに応じて新しい材料や部品構成にも対応する。

ペレットを用いたダイレクト3Dプリントでは、低デュロメータ(軟質)から、炭素繊維やガラス繊維を高充填した高機能樹脂まで、数100種類の市販の製剤が利用できる。ユーザーは用途に応じた材料を選択できるだけでなく、最大75%のコスト削減につながると説明している。

3D Systemsは買収により、ポリマー積層造形のポートフォリオを拡充。鋳造工場、消費財、サービス事業所、輸送/モータースポーツ、航空宇宙/防衛、一般製造業などの市場での拡販を図る。

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