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簡単操作でサウンドクリエイト——コンパクトなサンプラー「CHOMPI」

簡単な操作で自由にサウンドクリエイトができる「CHOMPI」がKickstarterに登場し、わずか1分以内で目標額の調達に成功している。

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CHOMPIは、本体に内蔵したマイクやステレオライン入力からの音をサンプリングし、自由に加工して演奏できるサンプリングマシンだ。キュートでコンパクトなデザイン、かつディスプレイを使わない直感的なインターフェースで、子どもから大人まで気軽なサウンドクリエイトが楽しめる。

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CHOMPIの演奏モードとして、内蔵マイクやライン入力からの音を音源としてサンプリングする「CHOMPIモード」、ホットスワップできるMXキーボードスイッチを使い、サンプリングキーボードのように演奏する「JAMMIモード」、24種類のサンプリングした音をキーにアサインして使う「CUBBIモード」、内蔵サンプリングエンジンの代わりにMIDI接続し、ライン入力からのシンセサイズ音源を直接エフェクターやルーパーエンジンに渡す「MIDIモード」の合計4種類を用意する。

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また、ロータリーエンコーダノブを使い、ルートピッチの調整、サンプル音のスタート/ストップポイントの設定、アタックとディケイエンベロープ、各種エフェクターへのアクセスができる。さらに、テープスタイルルーパー機能を搭載し、サウンド・オン・サウンドやレコードディケイコントロールを含むステレオルーパーなどへの対応、テープトランスポートを使ったループのプレイバック速度や方向の調整、マニュアルテープスクラブなどが可能で、自由度の高いサウンドクリエイトを支援する。

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インターフェースは、USB Type-Cポート、3.5mmMIDI入出力、SDカードスロット、3.5mmライン出力、3.5mmAUX入力、3.5mmヘッドフォン出力を搭載。USB Type-Cケーブルを使って給電するが、将来的にはリチウムイオン充電池の内蔵を計画しているという。

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CHOMPIは、今ならピンク色の限定版を599ドル(約8万円)で入手できる。2023年11月の出荷を予定しており、日本への送料は50ドル(約6700円)だ。2023年5月17日までクラウドファンディングを実施しており、4月27日時点で3万ドル(約400万円)の目標額を上回る約124万ドル(約1億6500万円)を集めている。

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