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「VR飲み」の「ダバァ事故」を減らしたいホルダーの3Dプリント用データを無償提供

ROOXが、「VR飲みを楽しむコントローラーホルダー」の3Dプリント用データを無償公開した。

VR空間で、アバターで参加する「VR飲み」をするとき、VRコントローラーを持ったままだと、ドリンクを掲げる乾杯のポーズがうまくできない。あと、たまに盛大にこぼす……。そのような悩みに着目したホルダーの3Dデータだ。

VR飲みを楽しむコントローラーホルダーは、飲み物を飲みながらでもVRコントローラーを操作しやすいように設計している。ホルダーには、ドリンクをセットする部分と、VRコントローラーをセットする部分を備えている。350ml/500mlの飲料缶や500mlペットボトルがセットできるようになっている。ホルダーの角度をVR内に取り込めるため、ホルダーの角度からドリンクの残量を推測することもできる。

持ち方の例 持ち方の例

3Dプリンターを持っている人なら、無料で3Dデータをダウンロードして出力することができる。STLデータで提供し、完成形のデータの他、コントローラーホルダー部の高さや角度を調整するための部品データも含まれている。3Dプリンターを持っていないという人は、1980円(税込み)を支払えば、造形品を届けてくれる。ただし、「1人1回、1個限り」としており、造形物にサポート材が付いたまま届くので、自分で除去したり磨いたりする必要がある。

動作確認済みのコントローラーは、Meta Quest2/3/Proのもの。「現在のところPicoシリーズやIndexなどのコントローラーでは使用できない」としているものの、使いたいコントローラーがあればROOXにリクエストしてほしいとのことだ。

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