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三越日本橋本店とfabcrossがコラボ!2017年は日本橋でfab初め

2016年も残りわずかですね。今年は何か作りましたか?来年は何を作りたいですか?「決まっていない?」そんなあなたに朗報です。
2017年1月2日から10日まで三越日本橋本店で「ジャパン・テクノロジー」をテーマにした企画が開催されます。その中でfabcrossとのコラボレーションによるワークショップと作品展示があります。

HappyPrintersが江戸時代のデザインを復刻!「カタガミラボ」

江戸時代に着物柄に使われていた型紙を自分の好きな色にカスタマイズして、さまざまなアイテムにプリントできるワークショップが三越内に期間限定で登場します。

古来から着物を彩る絵柄に使われてきた伊勢型紙。近年では生活様式の変化や職人の減少により、廃棄される型紙も少なくありません。
そこでデジタル・ファブリケーションを駆使して、伊勢型紙をいかした現代的なアイテムを作ろうというテーマのもと、東京・原宿にある印刷に特化したファブ施設「HappyPrinters」とのワークショップが実現しました。

ワークショップでは立命館大学アート・リサーチセンター収蔵の伊勢型紙や三越収蔵の歌舞伎衣装のデータ20点を用意。
好きな図柄を選び、専用のソフトで色をつける事ができます。
スマホ用のケースやメッセージカード、ブローチなどの小物や、あずま袋やシルクスカーフやストールなど本格的なファッションアイテムがオリジナルの柄×色で作れます。

色の設定は専用のソフトを使うので、誰でも簡単にできます 色の設定は専用のソフトを使うので、誰でも簡単にできます
伊勢型紙のデータ(左)から制作したバッグ(あずま袋)の見本 伊勢型紙のデータ(左)から制作したバッグ(あずま袋)の見本

お正月ということで、おめでたい柄もご用意しています。プレゼントにも最適ですので、fab初めは是非日本橋三越でどうぞ!

形状記憶×3Dプリントによる世界に一つだけのハンドバッグ

ワークショップだけではありません。fabcrossらしいモノづくり企画もあります!

キョーラクが開発した形状記憶樹脂「SMPフィラメント」を使い、fabcrossでもお馴染みの3DプリンタメーカーGENKEIとfabcrossが制作したハンドバッグが2017年1月4日~10日まで日本橋三越 本館1階正面玄関前で展示されます。

ハンドバッグのイメージ図(CGなのは、今まさに制作の大詰めを迎えているからです) ハンドバッグのイメージ図(CGなのは、今まさに制作の大詰めを迎えているからです)

SMPフィラメントは55度以上に温めることで柔らかくなり、形状を変える事が出来ます。
この特性を生かし、日本古来の和柄、麻の葉模様をモチーフに入れるものにぴったりフィットしたハンドバッグを制作しました。

包んだものによって形が変わる、日本の伝統である風呂敷をヒントに、3Dプリントでモノを包む未来の風呂敷をイメージしました。ワークショップとあわせて是非こちらもご覧ください。

企画詳細

カタガミラボ(ワークショップ)

日時:2017年1月2日〜10日 13:00〜最終受付17:00まで
会場:日本橋三越 新館3F イベントスペース
参加方法:予約は不要ですが混み合った場合は予約優先となります。予約のお問い合わせは三越 03-3241-3311(大代表)まで

ワークショップで制作したものはアイテムによって、その場でUVプリンタを使って持ち帰りが可能なものと、後日のお届けになるものがあります。

■当日お渡し可能なもの
・和紙メッセージカード
・熨斗袋 1,296円
・iPhoneケース 1,944円
・羽根プリントアクセサリー 2,160円
・アクリルブローチ 2,160円
・スライドミラー 2,160円

■後日お届けになるもの
・エコバッグ 3,888円
・Tシャツ 4,860円
・あずま袋 9,126円
・シルクスカーフ 9,504円
・シルク大判ストール 34,884円

Collaborated by HappyPrinters
Supported by トヨシマビジネスシステムミマキエンジニアリング

3Dプリントバッグ(展示)

日時:2017年1月4日〜10日
会場:日本橋三越 本館1F
制作協力GENKEI
材料提供キョーラク

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