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嘉穂無線HDがカホパーツセンターを買収、電子パーツ販売を再開

電子工作キットの製造/販売「イーケイジャパン」、ホームセンター「グッデイ」および会員制ファブ施設「ファブラボ太宰府」を傘下に持つ嘉穂無線ホールディングス(HD)は福岡県福岡市の電子パーツ専門店「カホパーツセンター」を買収した。

カホパーツセンターは嘉穂無線HDの前身である家電専門店「デンキのカホ」内電子パーツ売り場を起源とし2000年に独立。電子/電気パーツ・アマチュア無線機・真空管アンプ・工作キットなど約4万点の商品を取り扱う。カホパーツセンター経営陣から事業売却の提案を受け、再度グループ入りを果たした。

カホパーツセンター店内 カホパーツセンター店内

今後は嘉穂無線HD傘下のグッデイやイーケイジャパンとも連携し、カホパーツセンターが取り扱う電材や電子パーツをグッデイでも展開するなど、品ぞろえの共通化も検討しているという。

また、Raspberry PiやArduinoなどのマイコンボードや周辺パーツを充実させ、専門店ならではのトレンドに強い品ぞろえを目指していくとしている。

嘉穂無線HD傘下のグッデイは九州北部を中心にホームセンターを展開、その5つの店舗内に工作スペース「グッデイファブ」を設けている。また、福岡県太宰府市のイーケイジャパン内にデジタル工作に特化した会員制工房、ファブラボ太宰府も運営している。

同じく傘下のイーケイジャパンは、1970年から学習工作キット「エレキット」を製造/販売。真空管アンプキットやロボット工作キットなど、電子工作ユーザー向けの製品を取り扱う。

ファブラボ太宰府(2015年撮影) ファブラボ太宰府(2015年撮影)

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