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ヤマハからアコースティック楽器の音色やVOCALOIDの歌声に対応の音源LSI

グランドピアノ等のアコースティック楽器や、初音ミクなどのVOCALOIDの歌声といった多彩な音色に対応した音源LSI「NSX-1」をヤマハが開発した。2013年10月23日から量産出荷する。サンプル価格は2000円。

NSX-1は通常の「General MIDI」音色に加えて、アコースティック楽器30種類の音色をリアルに演奏できる音源「Real Acoustic Sound」、またはVOCALOIDによる歌声を出力できる音源「eVocaloid」を合成して出力できる。Real Acoustic Soundではアコースティック楽器の微妙な変化を再現する最新技術「AEM(Articulation Element Modeling)」を採用。eVocaloidはVOCALOIDの処理を組み込み用途に最適化した音源で、歌声合成に必要なデータベース容量を削減するなど、処理量を減らしてほぼ遅延なく歌声合成できる。また、VOCALOIDの日本語女声ライブラリ「VY1」をもとにした専用ライブラリ「eVY1」を備え、ロングトーンの歌声が力強く伸びが出るという。

JavaScriptを使ってNSX-1を制御するためのライブラリと、サンプルウェブアプリケーションを、オープンソースで提供する。ソースコード共有サービス「GitHub」上の同社ページ で11月上旬公開の予定。WebブラウザからMIDI機器を制御するオープン規格「Web MIDI API」を利用しているため、Webアプリケーションから音の再生・停止や音色の選択ができる。

NSX-1を搭載した製品として、Arduino用のインターフェースをスイッチサイエンスが10月下旬に発売する他、「大人の科学」でeVocaloidを利用した製品を学研教育出版が来春発売予定。11月3日(日)・4日(休)に日本科学未来館で開催される「Maker Faire Tokyo 2013」のヤマハブースで同製品のプロトタイプが展示されるほか、Webアプリを使ってNSX-1を制御するデモを披露する予定だ。

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