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iPhoneから家電をコントロールできるオープンソースの赤外線リモコン「IRKit」が登場

ファブラボ鎌倉メンバーの大塚雅和氏らのIRKitプロジェクトが作った、オープンソースの赤外線リモコン「IRKit」が1月15日にAmazon.co.jpで発売された。IRKitは、iPhoneからWi-Fi経由で家電をコントロールできる製品だ。Amazon.co.jpでは即日完売となったが、2月初旬までには再入荷の見込みとしている。

IRKitは、Wi-Fi機能の付いたオープンソースベースの赤外線リモコンデバイス。IRKitを使うと赤外線リモコンで操作できる家庭のエアコンやテレビ、ライトなどを、iPhoneやiPadのアプリで操作できるようになる。公式のリモコンアプリ「IRKitシンプルリモコン」が用意されているほか、IRKit対応オリジナルiOS作成アプリ開発キット「IRKit iOS-SDK」を使えば、任意のタイミングで赤外線信号を送ることのできるiOSアプリを作成できる。

例えば、iPhoneで位置情報を使い自動でエアコンのスイッチを入れたり、家中の家電の電源をオフにしたり、facebookの友達が見ているテレビ番組のチャンネルに、自分のテレビのチャンネルを合わせるアプリ作成が可能になるという。
IRKitにはHTTPサーバを搭載しており、JSON形式の赤外線情報をHTTP POSTリクエストに載せて送ったり、JavaScriptを使ってブラウザから赤外線信号を送ったりもできる。

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