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Stratasys、硬い素材と軟らかい素材を組み合わせてカラー出力できる「Objet500 Connex3」発表

米Stratasysは2014年1月26日、色のついた軟らかい素材や硬い素材を組み合わせて一度に出力できる3Dプリンタの新製品「Objet500 Connex3」を発表した。

「Objet」シリーズは、ゴムのような軟らかい素材や硬い素材を一度に出力できるマルチマテリアル(複合素材)対応の3Dプリンタ。Objet500 Connex3はそれぞれのマテリアルごとにさまざまな色を付けた10種類のカラーパレットをサポートし、一度の出力で最大46色を使用できる。

Objet500 Connex3のサイズは幅1400×高さ1260×奥行き1100mm、重さは430kg、プリントヘッドは8つ備える。最大造形サイズは490×390×200mmで、最小積層ピッチは16μm、解像度はXY軸600dpi、Z軸1600dpi。入力ファイル形式はSTL、OBJDF、SLC。

Stratasysは米国の自転車メーカーTrek Bicycleで、Objet500 Connex3の製品化へ向けてのテストを行った。Trek Bicycleで自転車のチェーンステーガードやハンドルバーグリップなどのアクセサリーの評価とテストに使用した結果、自転車の時間のかかる製造工程が短縮できたという。

Objet500 Connex3は、代理店を通じて世界で販売するとしているが、記事執筆時点では日本国内の販売については発表されていない。軟らかい素材のマルチカラー材料については、2014年第2四半期までには発売の予定。 

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