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MakerBotが3Dプリンタ「Replicator」新機種をワンフェスで展示、発売は4月頃

Stratasys傘下の米3DプリンタメーカーMakerbotは2月9日、幕張メッセで開かれたガレージキット展示会「ワンダーフェスティバル 2014[冬]」で、今春発売予定の個人向け3Dプリンタとスキャナの新機種を展示した。

同社が今回展示したのは、2013年に発売した3Dプリンタ「MakerBot Replicator 2X」と、この1月にCES 2014で発表した最新モデル「MakerBot Replicator(5th Generation)」と「MakerBot Replicator Mini」、そしてデスクトップ3Dスキャナ「MakerBot Digitizer」。

「MakerBot Replicator(5th Generation)」は3.5インチのフルカラーディスプレイを備えたモデルで、最大造形サイズが幅199×奥行き252×高さ150mmで「Replicator 2」よりも11%拡大した。最小積層ピッチは100μm、対応フィラメントはPLA。出力の様子をスマホアプリなどでモニターできるカメラも搭載している。米国での価格は2899ドル(約29万7000円)。

「MakerBot Replicator Mini」はその名の通り、Replicatorの中でも最もコンパクトなモデルで、エントリーモデルに位置づけられている。最大造形サイズは幅100×奥行き100×高さ125mm、最小積層ピッチは200μm。モニタリング用のカメラも搭載されている。米国での価格は1375ドル(約14万1000円)。

「MakerBot Digitizer」は12月に販売開始したデスクトップ3Dスキャナ。203×203mm(直径×高さ)、重さ3kgまでの物体を、約12分でスキャンして20万ポリゴンから成る3Dデータを出力できる。精度は±2mm、表面解像度は0.5mm。出力形式はSTL、Thingに対応。米国での価格は1400ドル(約14万3000円)。

ブースに立った同社取締役エリック・ゴギー氏によれば、Replicatorの日本国内での販売は4月を計画しているとのこと。販売経路については現時点では販売代理店経由としている。

米国では既に販売しており輸入可能だが、日本国内のユーザーは今春以降、米国からの送料を負担することなく同社製品を購入することができるほか、国内でのサポートサービスを利用できるようになる。 

取締役エリック・ゴギー氏。 取締役エリック・ゴギー氏。

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