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ナカバヤシ、空中に立体アートが描ける3Dプリントペン「3Doodler」を4月発売

ナカバヤシが、空中に立体アートが描ける3Dプリントペン「3Doodler(スリードゥードゥラー)」の日本国内における独占販売契約を開発元のWobbles Worksと締結し、2014年4月上旬に販売を開始すると発表した。

Wobbles Worksが開発した3Doodlerは、FDM方式3Dプリンタのヘッド部分だけを取り出したようなペンで、3Dプリンタで使われるABSやPLAのフィラメントを使って、文字や絵を描くような感覚で自由に立体アートを制作できる。2013年3月、クラウドファンディングサービスサイトKickstarterで資金を募集したところ、当初目標の3万ドルに対して234万ドル(約2億4000万円)を集めて話題になった。

3Doodlerで作られた立体アート 3Doodlerで作られた立体アート

3DDoodlerは手で持って描くため、3Dプリンタが必要とするような立体データや特殊なソフトは必要なく、プラスチックフィラメント(PLAおよびABS樹脂製)を本体に差込み、電源を入れるだけで使用できる。ペン先熱温度は最大約240度になり、ボタンを押すと溶けた樹脂がペン先から押し出される。空中に線を描くようにペン先を動かすと、溶けた樹脂が適温で冷えて固まることで立体アートができる。さまざまな色を使用した鮮やかな作品も短時間で制作できる。

本体サイズは幅37×奥行き37×高さ187mm、重量は130g。ACアダプタと専用プラスチックフィラメント50本(PLA25本、ABS 25本)が付属する。価格は1万6000円(税抜)で、追加の専用プラスチックフィラメントは1500円(税抜)。

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