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医療などの教育に役立てるヒトを模したロボット「Roboy」が誕生から1年

チューリッヒ大学の人工知能研究室で生み出された「Roboy」は、筋肉をコイルばね、骨格・関節・腱を3Dプリンタによって作られている。

単にヒト型であるだけでなく、筋肉・骨格・関節・腱までヒトと同じように作られたロボット「Roboy」が、チューリッヒ大学の人工知能研究室で生み出されてから1年が経過した。Roboyの公式サイトでは1歳の誕生日を記念して、誕生から1年間の歩み、そして今後の計画について明らかにしている。

Roboyは医師が診断のシミュレーション訓練を積むために作られたロボット。感情によって顔の色が変わり、表情もある。骨格・関節・腱の作成には3Dプリンタを使用。コイル式ばねを用いて48カ所の筋肉を作り出した。人体に近い構造のRoboyを使って学ばせることで、医師育成にかかるコストを削減できると期待されている。

Roboyの開発は、EUの研究プロジェクトMyoroboticsと連携。Roboyの筋肉・関節・電気信号については、ミュンヘン工科大学の研究所が開発している。将来的には、開発中のCADデータとソースコードを公開してダウンロードできるようにする構想もある。

Roboyは2013年、中国・北京で開催された国際人工知能会議(IJCAI)で展示されたほか、アメリカのスイス大使館で開かれたイベントなどでも披露された。2014年には、現在開催中のCeBITなどで展示されるのはもちろん、Roboyを用いた1日間のカリキュラム「Roboy at School」が7月第1週からスイス・リースタールにある学校で実施予定だ。同カリキュラムでは、ロボティクス、人体の構造、CADデータから3Dプリンティングによってロボットが作られる流れ、ロボットの構築・プログラミングといった内容が教えられるという。 

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