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Arduino互換の超小型で安価な開発プラットフォームが資金調達成功

Kickstarterで資金調達開始後、2日で目標額を達成した「Digispark Pro」は、コインほどの大きさで14ドルと安価、さらにUSBインターフェースを備え、専用拡張ボードを刺せばWi-FiやBluetoothも利用できる開発プラットフォームだ。

開発元のdigistumpは、2012年8月に同じKickstarterで「Digispark」プロジェクトを成功させている。Digisparkは、Arduino互換性があり安価で、オープンソースであることを特徴としており、初心者から専門技術者を問わず大ヒットした。そのDigisparkから1年半、改良を重ねて登場したのがDigispark Proだ。

Digispark ProはDigispark用に開発された25種類以上の拡張ボード(シールド)をそのまま利用できるので、Wi-FiやBluetoothなどワイヤレスへの対応も容易だ。

またDigispark ProはUSBインターフェースを経由して、Arduino IDEで直接プログラミングができるようUSBブートローダを内蔵している。USBデバイスのエミュレーションができるライブラリも用意し、キーボード、マウス、ジョイスティックとして動作させることもできる。

Kickstarterでは1万ドル(約102万円)の目標資金額を2日弱で達成。記事作成時点で3万8000ドル(約388万円)が集まっており、900人近いサポーターが発売を心待ちにしている。14ドル(約1430円)以上出資するとDigispark Proが1つ入手できる(日本への送料は5ドル)。出荷開始は2014年7月の予定だ。 

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