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アタッシェケースのようになるポータブル3Dプリンタ「TOME」開発中

畳むとアタッシェケースのようになって容易に持ち運べるFDM方式3Dプリンタを開発するプロジェクトが進行中。しかも1500ドル未満と低価格で話題を呼んでいる。

ポータブル3Dプリンタの開発は多くの企業が手がけてきたが、その最新バージョンといえるのが「TOME」だ。

TOMEは最大造形サイズ127×127×127mmで、折りたたむと102×203×279mmと、小さめのアタッシェケースまたはノートパソコンを何台か重ねたほどのサイズになる。標準のバッテリで4時間、拡張バッテリを使って6時間ほど動作する。フィラメントはPLAのみの適用だ。価格は1500ドル未満で販売する予定だが、製造ラインの増減によってはさらに価格が低くなることもあるという。

TOMEはオープンソースプロジェクトとして開発されており、7月末に見込まれるプロトタイプの完成を待って全てのコード、電気回路図、CADモデルを公開する予定だ。開発者のフィリップ・ハーズヌート氏は「私たちはこのプロジェクトによりTOMEがさらに改良されるのを望んでいる。多くの意見を聞き、サポートとしてアップグレードを続けていきたい」と述べている。 

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