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5種類のフィラメントで出力できる3Dプリンタ「RoVa3D」

「RoVa3D」は最大で5つのノズルを搭載できるFDM方式の3Dプリンタだ。フィラメントも異なる色や素材最大5種類を同時に使って出力できる。

RoVa3Dはプリント中にフィラメントを切り替えることなく、5つのノズルから5種類のフィラメントをプリントベッドに送って出力することができる。色の異なるフィラメントだけでなく、異なる素材のフィラメントを使える。PLA、ABS、PETT、ナイロン、ポリカーボネートなど多種の素材が使えるのは、セ氏450度までの加熱が可能だからだ。プリントベッドはヒーティング機能付きだ。

RoVa3Dの最小積層ピッチは50μm、最大印刷容量は284×302×192mmと、同クラスの他の3Dプリンタと比べると大きめ。印刷速度を上げるため、押出機を本体の側面に付けることでプリントヘッドの重量を減らし、高トルクのモーターを使っている。冷却は液冷システムだ。

記事執筆時点で目標資金額2万5000カナダドル(約238万円)を大きく超え、8万8000カナダドル(約839万円)以上もの資金が集まっている。2014年12月に出荷されるパックはすでに品切れで、現在は2015年1月に出荷されるパックの販売も品切れ寸前と大人気だ。 

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