プリンタス、税込で5万9800円の家庭向け3Dプリンタ発売
2014/10/17 11:00
プリンタスは6万円を切る価格を実現したホームユース向けFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「CUBIS(キュービス)」を、ECサイトを通じて販売を開始した。13色のABSフィラメントも販売する。
CUBISは、プリントソフトウェアにフリーソフト(Repetier)を採用することで、ハードウェアの基本性能を落とさずに低価格を実現した。税込で5万9800円と国内で販売される3Dプリンタ(完成品)としては最安クラスながら、クローズド筐体やヒーテッドプリントベッドを採用したほか、精度や操作性、サポート体制は犠牲にしていないとしている。主なスペックは、外形サイズ400×431×470mm、重さ12.5kg。最大造形サイズは165×160×125mmで最小積層ピッチは150μm、最大プリント速度は毎秒120mm。日本語説明書や各種メンテナンスツールが付属する。フィラメントは1.75径のABSまたはPLAをサポートするが、現在プリンタスではABSフィラメント(13色)のみ取り扱う。
プリンタスはCUBISの国内総代理店で、次期モデルとして日本国内の要望を反映した日本向けモデルの開発も進めているという。