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重さ7kg、持ち運ぶときはカバンにしか見えない3Dプリンタ開発中

持ち運ぶときはおしゃれなカバンだが、開けば3Dプリンタという魅力的なプロジェクトが進行中だ。押出機を交換してさまざまな素材の出力に対応するなど3Dプリンタとしての機能も充実している。

とてもファブツールが入っているようには見えないケース外装サイズは440×325×110mm。重さも7kgと持ち運びも容易だ。3Dプリンタとして使用する際のサイズは440×325×300~460mmになる。さらにディスプレイ、コントロールボタン、SDカードスロットも備え、スタンドアローンで出力できる。ソフトウェアはSlic3r、Cura、Repetier Hostをサポートしている。

公開されている仕様によれば、最大造形サイズは215×220×160mm、最小積層ピッチは5μmと非常に高精細であり、使用できるフィラメントは1.75mm、また押出機の交換によりプラスチックのフィラメントだけでなく、セラミックや金属、食品などもプリントも可能だ。このプロジェクトはローマで開催されたメイカーフェアでチョコレート及びセラミックのプリントをデモした。

デザインしたのはオランダ出身のフロリス・ホフ氏で、彼はインターンとしてチョコレート用の3Dプリンタの共同開発を行なっていたという。ホフ氏は現在Fablabと共同開発を行なっているデザイン会社で製品設計の研究をしながら、このプロジェクトに取り組んでいる。 

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