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デルタ型3Dプリンタにスキャナとレーザー刻印機をプラス

台湾の若手技術者たちによって立ち上げられたプロジェクトが間もなくKickstarterに登場予定だ。「FLUX」はデルタ型の3Dプリンタだが、3Dスキャナ機能を備え、ヘッドモジュールを入れ替えればレーザー刻印機にもなる。

開発したのは台湾の有望な5人の若者たちだ。彼らは工業デザイン、ソフトウェアプログラミング、ハードウェアエンジニアリング、マーケティング、生産運用の専門家の集まりで「今こそこの3Dプリンタの製造に私たちの才能と情熱を注ぐときだ」と述べている。

FLUXはその汎用性、機能、価格において魅力的な3Dプリンタだ。まず3Dプリンタとしての特徴は、高分解能のステッピングモータを使用していることだ。また過熱による誤作動を最小限に抑えながら、高速で高精度なプリントが可能なよう、3つの冷却ファンを備えている。 

FLUXのプリントベッドを取り外すと、回転式の3Dスキャナとしても使える。さらに、プリントヘッドモジュールを交換することで、レーザー刻印機としても利用できる。ヘッドモジュールとアームの接続には磁石が使われており、ビデオを見る限り交換も簡単そうだ。

操作は独自のユーザーに使いやすいインタフェースのソフトウェアを用意している。まだ開発段階とのことだが、直感的で簡単に操作ができ、3Dプリントに詳しいユーザーが詳細なオプションを設定することもできるという。スマートフォンのアプリとして提供し、本体とはBluetoothで接続する。 

公開されている仕様は、外形305×265×550mm、重さは5.4kg。最大造型サイズは直径170×高さ180mm、XY解像度は20μm、最小積層ピッチは30μm、最大印刷速度は毎秒100mm。3Dスキャナとしては最大で直径140×高さ85mmのスキャンが可能で、レーザー刻印は、金属はだめだが木材やレザーなら刻印が可能だ。Kickstarterでは10万ドルもの高い目標資金額を設定しているが、これらの機能を考えると達成も不可能ではないだろう。

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