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Stratasys、産業用高性能3Dプリンタ新製品10モデルと新材料を発表

米Stratasysは11月25~28日にドイツのフランクフルトで開催される製造業向け展示会「EuroMold 2014」に向けて、産業用の高性能3Dプリンタ5機種10モデルと、造型材料1種類を発表した。

「Objet260 Connex1」「同Connex2」「同Connex3」および「Objet350 Connex1」「同Connex2」「Connex3」は、1月に同社が発表したマルチマテリアル&マルチカラー造型が可能な「Objet500 Connex3」の下位機種にあたる3Dプリンタ。

Objet500と同等のトリプルジェット技術を採用した製品で、Objet500よりもObjet350は最大造型容量が小さく(342×342×200mm)、Objet260はさらに小さい(255×252×200mm)。モデルの違いは、Connex1が14種類、Connex2は120種類、Connex3は1000種類以上の造型材料が使えること。 

「Fortus 380mc」「Fortus 450mc」は、FDM(熱溶融積層)方式3DプリンタFortusシリーズの新製品で、それぞれ従来機種よりも20%、15%高速にプリントできる。

Fortus 380mcは最大造形サイズが355×305×305mm、Fortus 450mcは406×355×406mm。Fortus最上位機種の「Fortus 900mc」向けには今回新しい材料「ULTEM 1010」を発表した。ULTEM 1010は、耐熱性、引張強度、耐薬品性が高く、FDM方式3Dプリンタ向け材料としては唯一、食品接触認証を取得している。

「Objet30 Prime」は、ゴム状や生体適合性材料など12種類の造型材料が利用できる高性能デスクトップ3Dプリンタ。最大造型サイズは294×192×148.6mmで、最小積層ピッチは36μm。

「Objet Eden260VS」は、同社のPolyJet技術の3Dプリンタとしては初めて、可溶性支持材「SUP707」を利用できる製品。複雑な形状や非常に薄い造型が可能で、最小積層ピッチは16μm、最大造形サイズは255×255×200mm。

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