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LAN内のRaspberry Piに、スマホからリモートアクセスできる「Cloud Pi」

プラネックスコミュニケーションズは、LANに接続されたRaspberry Piに対して、外出先からスマートフォンなどを使って簡単にアクセスできるソフトウェアプラットフォーム「Cloud Pi」を開発し、12月末に発売すると発表した。

Cloud Piは、P2P(Point to Point)トンネルシステムをRaspberry Pi向けに提供するもの。プラネックスコミュニケーションズのネットワークカメラシステム「スマカメ」に実装され、実績のあるP2Pトンネルシステムを使う。

Raspberry PiとCloud Piの組み合わせによって、センサデバイスなどへのリモートアクセスを容易にし、IoT向け製品の試作開発などをサポートするとしている。

Cloud Piの動作環境は、サーバー側がRaspberry Pi(BおよびB+)でOSはRaspbian。クライアント側は、Android 4.x、iOS5以上、Windows XP以降、MacOS(対応予定)。対応するセンサボードは「Raspberry Pi環境センサモジュール(仮称)」(スイッチサイエンス製)、「PLANEX標準回路(仮称)」。PLANEX標準回路は回路図を無償公開予定。

スイッチサイエンスはIoTスタートアップキットとして、Raspberry Pi環境センサモジュールを開発し、自社ECサイトで販売する予定。このモジュールには、温度/湿度/気圧センサと赤外線リモコン機能を実装予定。

11月23日(日)、24日(月・祝)に東京ビッグサイトで開催されるMaker Faire Tokyo 2014のスイッチサイエンスブースにおいて、Cloud Piをデモ展示する予定だ。 

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