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実用レベルの筋電義手「handiii」を協力者に届けたい——kibidangoで資金募集中

ダイソンアワード2位Gugen 2013大賞などの受賞で知られる筋電義手「handiii(ハンディー)」を開発するexiii(イクシー)は、開発初期から協力しているユーザー2人に、実生活の中で使ってもらえる実用レベルのhandiiiを届けるため、クラウドファンディングサイトkibidangoで資金を募集している。

handiiiは、安価で使い勝手がよく、かっこいいデザインを目指して開発が進められている義手で、腕の筋肉の電気信号によって操作できる。3Dプリンタで造型した部品や制御の一部をスマートフォンに任せることなどにより、カスタムメイドが可能なことも特徴だ。

ただ現在のところhandiiiはまだ試作レベルであり、展示会などでのデモンストレーションには耐えられても、実際に生活の中で使ってもらうレベルには達していないという。

今回の資金調達プロジェクトでは、開発に協力しているユーザー2人に、それぞれの個性を象徴する使い方ができるhandiiiを届けることを目的としている。協力者の1人には、自転車を乗りこなせる義手、もう1人にはさまざまなジェスチャーができる義手を届けたいとしている。

Kibidangoでの目標資金額は70万円で、記事執筆時点では60万円弱が集まっている。募集期間は2015年1月19日まで。500円から支援できる。 

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