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ムトーエンジニアリング、水溶性サポート材フィラメントを発売

個人向け3Dプリンタ「MFシリーズ」の開発、製造、販売を手がけるムトーエンジニアリングは、2014年4月に発売したデュアルヘッドモデル「MF-2000」向けに、PLA専用の水溶性サポート材「PVA」フィラメントの販売を開始した。

MF-2000の最大造型サイズは300×300×300mmと大きいが、複雑な形状のオブジェクト造型の際にサポート材が必要となる。サポート材はオブジェクトとは異なる材質でなければならないが、剥離作業が発生し、またオブジェクト自身が傷つく場合があった。

PVA(ポリビニルアルコール)は水に溶けるため、造型後にオブジェクトごと水やお湯につけておくだけで溶解し、剥離の手間がかからず傷つけることもない。PVAフィラメントの価格は500g(3.0mm径)で7500円(税別)。

今回のPVAフィラメントはPLA出力専用で、ABSの出力には使用できないが、同社ではABS出力のサポート材として使えるPVAフィラメントを開発中という。 

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